私に足りない、たおやかさ。レディたちの名言から学ぶこと

女性の美しさを表現する大和言葉のひとつに「たおやか」という言葉があります。 「姿形がほっそりとして動作が柔らかな様子」や「態度がしとやかで上品な様」を表す言葉です。 また、たおやかの「たお」の部分は「たわむ」という言葉と同じ起源を持っていて、「柳のように曲がってもたわんで折れない強さ」という意味。 たおやかさは、容姿も内面も洗練され、上品かつ強さを兼ね備えた真の「淑女=レディ」の象徴といえるのではないでしょうか。 そして、そんなたおやかさを身につけるためのヒントは、世界中の女性たちが残してきた言葉のなかに残っています。

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1. いつだって気を抜かない

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“Beauty begins the moment you decide to be yourself.”

「美しさは、あなたがあなたらしくいる事を決めた瞬間、始まる」

── ココ・シャネル

“You never know, maybe that’s the day she has a date with destiny. And it’s best to be as pretty as possible for destiny.”

「その日、ひょっとしたら、運命の人と出会えるかもしれないじゃない。その運命のためにも、できるだけかわいくあるべきだわ」

── ココ・シャネル

“Dress shabbily, they notice the dress. Dress impeccably, they notice the woman.”

「下品な服装は服だけが目につき、上品な服装は女を引き立たせる」

── ココ・シャネル

たおやかさを身につけるためには、美意識を高く持つことが大切。

ただ、わかっていても「会社に行くだけだからいいや」と適当な服を着て出かけてしまったり、「近所だし誰にも会わないはず」と部屋着のまま、しかもメイクもせずに出かけてしまったり……。いつでも美しく、上品でいるのはなかなか難しいもの。

ついサボってしまうそうなとき、ココ・シャネルの言葉を胸のなかで唱えて、いつでもきちんとした出で立ちでいられるようにしたいところです。

2. 内面の美しさを磨くこと

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“Adornment, what a science! Beauty, what a weapon! Modesty, what elegance!”

「美しさは女性の”武器”であり、装いは”知恵”であり、謙虚さは”エレガント”である」

── ココ・シャネル

“For beautiful eyes, look for the good in others. For beautiful lips, speak only words of kindness.”

「魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること」

── オードリー・ヘップバーン

人の内面は、表情にありありと表れるもの。

どんな美貌を持っていても、人の悪口やわがままばかり言っている人は魅力的ではありません。

一方、いつも他人に感謝し、美しい言葉づかいをしている女性は、それだけでひときわ輝いて見えるもの。

顔のつくりは簡単に変えられないですが、感謝の気持ちや美しい言葉づかいは自分の意識次第で身に付けることができます。

外見だけではなく、内面の美意識も高く持っているのが、たおやかな女性というものです。

3. 人生を思いきり楽しむ

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“I’ve been lucky. Opportunities don’t often come along. So, when they do, you have to grab them.”

「私はラッキーだったの。チャンスは一度にそう来るものじゃないわ。だから現れたときはぎゅっと掴まないと」

── オードリー・ヘップバーン

“The most important thing is to enjoy your life – to be happy – it’s all that matters.”

「最も大切なことは自分の人生を楽しむこと、幸せになること。それだけよ」

── オードリー・ヘップバーン

生きていると、楽しいことばかりではなく嫌なことや悲しいことが起こります。

でも、魅力的な女性たちは、悲喜交交だって楽しんで、いつ来るかわからない幸運に備えて準備をし、チャンスを逃さずつかみとってきました。

どんな物事もポジティブに捉えることのできる強さが、真のレディには必要なのかもしれません。

4. 歳をとることを恐れない

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“As you grow older, you will discover that you have two hands, one for helping yourself, the other for helping others.”

「歳を取ると、自分には二つの手があるってことが分かるはず。ひとつは自分を助けるため、もうひとつは他人を助けるための」

── オードリー・ヘップバーン

“Living is like tearing through a museum. Not until later do you really start absorbing what you saw, thinking about it, looking it up in a book, and remembering – because you can’t take it in all at once.”

「生きることは、博物館を駆け抜けるようなものです。なぜならば、一度には吸収しきれないからです。歳月が経ち、そこで見た物を思い出し、考え、本で調べ、本当に理解し始めるのです」

── オードリー・ヘップバーン

“Nature gives you the face you have at twenty; it is up to you to merit the face you have at fifty.”

「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績」

── ココ・シャネル

魅力的な女性は歳を重ねることをネガティブにとらえていません。

心身ともに充実して、幸せな生活を送っていれば、年齢を重ねて変化していくことを肯定して楽しめるはず。

5. 博愛の心をもつ

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“Useless and seeking return to the kindness to people. Even you, the kind that can not return, because I receive a lot from now.”

「人に親切をするのに見返りを求めちゃだめ。あなただって、お返しができない親切を、これからたくさん受けるんだから」

── ダイアナ妃

“To be brave is to love unconditionally without expecting anything in return.”

「勇敢であるということは、何も見返りを求めないで、誰かを無条件で愛すことよ」

── マドンナ

“Love is action. It isn’t just talk, and it never was. We are born with the ability to love; yet we have to develop it like we would any other muscle.”

「愛は行動なのよ。言葉だけではだめなの。言葉だけですんだことなど一度だってなかったわ。私たちには生まれたときから愛する力が備わっている。それでも筋肉と同じで、その力は鍛えなければ衰えていってしまうの」

── オードリー・ヘップバーン

容姿も中身も美しい女性が、他者を愛する心を持っていたらーー。それだけで、他の人とは比べ物にならない魅力を手に入れることができるはず。

自分の権利ばかり主張するのではなく、他人を気遣い、思いやる気持ちを常に持ちたいものです。

オードリー・ヘップバーンが言う、愛する力は誰にでも備わっているけれど、鍛えなければ衰えていってしまう、という言葉はまさに真理のような気がします。

特定の人に対してだけ愛情を注ごうとしてもうまくいきません。

いつも周りの人たちに親切にしよう、愛情を注ごうとすることによって、いざ本当に特別な人に出会ったときに、めいっぱい愛することができるんです。

そう思えば、日頃の周りの人々への接し方が変わってくるような気がします。

たおやかなレディへと生まれ変わろう

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女性ならではの感性で語られた言葉は、だからこそ胸に響くはず。

外見も内面も洗練させ、いいことも悪いこともさまざまなことを経験し、芯の強さを身につけていくーー。

そんな、たおやかさのある女性になって、女の子からレディへとステージアップしたいものです。

Lucian Milasan / Shutterstock.com