「健康経営」を戦略的に実施すれば、業績向上につながる投資になる:エムスリーキャリア株式会社

従業員の体調やメンタルの不調は、会社全体の生産性を下げる経営課題となっています。その背景から、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」が今、注目されています。そこで、「健康経営」に積極的に取り組んでいる企業の事例をご紹介する本企画。第2回目の今回は、お客様企業の「健康経営」を推進し企業価値向上のコンサルティングを担っているエムスリーキャリア株式会社(以下、M3C) 菅野 隼人 様にインタビューしました。

work PR

会社:エムスリーキャリア株式会社
所属:医師キャリア事業部 健康経営グループ グループ責任者
名前:菅野 隼人 様

日本最大級の医師向けキャリアサービスが手がける新たな試み

――本日はよろしくお願いします。 まずは、エムスリーキャリアの事業内容について教えてください。

「イキイキと働く医療従事者を一人でも増やし、医療に貢献する」
このミッションを掲げ、全国の医師をはじめとする専門職と医療機関のマッチング支援事業を中心に運営しています。

もともと、医療関連ビジネスを展開する東証一部上場企業2社が、それぞれの強みを結集させたジョイントベンチャーで、日本最大級の医師向け最新医学・医療情報サイト「m3.com」を運営するエムスリー株式会社と、医療従事者向け紹介事業を担っている株式会社エス・エム・エスが運営母体となります。そのため、事業の強みとしては、医師の人材紹介の分野では業界の約80%に当たる27万人以上の医師会員の登録があるなど、自ら新しい市場・サービスの創り手となれる会社であることだと思っています。

――菅野様はエムスリーキャリアにてどういった業務を担当されているのでしょうか。

私は新卒で証券会社に入社し、その後ネット広告代理店で法人営業・事業開発を経験し、2016年2月にエムスリーキャリアに加わりました。
入社後は、医師の地域偏在解決を目的とした短期・地域医療プログラム「ふるさとドクター」、サーチ型医師採用サービス「プレミアムサーチサービス」のプロジェクトリーダーを経て、2017年4月に「産業医顧問サービス」を立ち上げサービス責任者を担いました。2018年4月に新組織「健康経営グループ」を設立、現在はグループ責任者を務めています。

エムスリーキャリアは人材業界出身の転職領域のプロフェッショナルではなく、戦略的に他業界の多様なキャリアを持った人材を採用しているのが特徴です。入社の理由として、企業ミッションへの共感や、社会貢献性のある事業での活躍を挙げる人が多いと感じています。

――「産業医顧問サービス」とはどんな事業なのでしょうか?

従業員50名以上の事業所には1人以上産業医を選任しなければならない義務があります。「産業医顧問サービス」はそうした事業所をもつ企業様へ産業医とのマッチングと産業保健業務の運営支援を提供しています。サービスを提案、提供する過程でキーワードとなってきたのが「健康経営」です。

従業員の健康維持・増進のための予算は、コストではなく投資

――エムスリーキャリアが健康経営に注目している背景を教えてください。

多くの企業における従業員の健康に対する取り組みはコストとして捉えられがちでした。

「健康経営」は従業員の健康維持・増進を図ることで、組織の活性化、生産性向上等を通じ業績や企業価値の向上につながる投資と捉えた戦略的な経営手法です。。将来的にさらなる働き手不足が想定される中、予防や治療などによって不健康な人材を健康にするだけではなく、戦略的に健康な人材をさらに健康にしていく健康経営を取り入れる時代になってきたと考えています。結果として国家的課題である医療費の削減にもつながり、国が推進する「働き方改革」とも相まって飛躍的に普及していくと考えています。

――「コスト」から「投資」という考え方が、健康経営への認識が広がってきたということでしょうか?

実際はまだコスト意識が強い企業が多いかもしれません。その要因の1つとして社員の健康に投資することでどれだけ効果があるかという指標(KPI)がわかりづらいという課題がありました。そこで、金銭的な可視化ができ、投資対効果(ROI)を把握しやすい指標としてアブセンティズム(Absenteeism)とプレゼンティズム(Presenteeism)が注目されています。

アブセンティズムは、欠勤や休職、あるいは遅刻早退など、職場にいることができず、業務に就けない状態。一方、プレゼンティズムは出勤しているにも関わらず、心身の健康上の問題により、充分にパフォーマンスが上がらない状態を指します。

定量的に評価ができるこれらの指標をもとに健康経営では、現状分析を行ない定量的なゴールを設定することができるようになってきました。いくらの投資でどれだけのリターンが得られるか。ROIを試算することができるようになり、人事・労務部門、健康管理室等の方々は経営へ「健康経営」導入の意思決定を促しやすくなったと考えています。これから健康経営に力を入れていく企業が益々増えていくと思います。

1週間に1度、社員による清掃・除菌タイムを実施

――エムスリーキャリアの自社内でも健康経営を取り入れているのでしょうか?

私が主体となった取り組みとしては、昼休みに有志を集め健康経営の勉強会を開いたり、アクティブスリープ指導師の資格を持つ自分が講師となり睡眠のセミナーを開催しました。個人的なところでは栄養士のメソッドを参考に7〜8キロの減量にも成功しました。今後はマインドフルネスなどのトレンドを社内にも取り入れようと検討中です。それまで仕事人間で健康は見て見ぬふりをしていましたから、だいぶ変わりましたね(笑)

また会社の感染症対策としての取り組みは、エムスリーの社員は現在520名ほどと拡大を続けているため全社的に行なっているものもあれば、一部の部署にて行なっている取り組みもあります。例えば、オフィス各所に消毒液を置いてウイルス・菌の予防を心がけたり、社員用冷蔵庫にある飲み物やヨーグルトなどの賞味期限チェックを頻繁に行なったり、冬場は加湿器の設置などの日常的な取り組みの実施。部署によっては1週間に1度、自身の机やPCのキーボードを綺麗にする清掃・除菌タイムの導入などが挙げられます。

――ありがとうございます。最後に、本企画はエーザイ株式会社と共同の取り組みとなっており、現在発売中の「イータック®抗菌化スプレーα」をご紹介しています。

ドアノブやテーブルなど、気になるところにスプレーすることで、直後の抗菌作用だけでなく、抗菌作用が1週間持続する商品です。

会社でウイルス・菌が広がると、大きな問題になるため、私の部署では1週間に1度除菌タイムを取り入れています。この商品は1週間後の次回掃除するまで効果が持続するということですよね。清掃・除菌タイム自体は社員が仕事の息抜きにもなる良い習慣ですが、さらに除菌衛生の効果も上がりそうです。シュッと一噴きスプレーすることで、手軽に取り組めるのもいいですね。

オフィスのエントランスや、デスクに1本。
気になるところにスプレーすることで、Etak®(持続型抗菌成分)によりスプレーした部分のウイルスや細菌の付着を防ぎます。抗菌成分がスプレーした対象物表面に固定されるため、乾燥した後も抗菌作用が1週間持続します。


<提供 エーザイ株式会社>