「子連れ出勤」が、働くママの強い味方になる予感

待機児童問題がいたるところで取り沙汰されていますが、「子どもを保育園に入れられない」というのはもちろん、たとえ預け先を見つけられたとしても「フルタイムで働くのは難しい」「子どもの急な発熱で呼び出しがかかるかも」と、産後の女性が職場へ復帰するにはまだまだ多くのハードルがあります。その結果、復帰を諦め退職してしまう女性が多いのが実情です。でも、ワークスタイルが多様化しているいま、仕事も育児も諦めたくない!という女性にピッタリな、新しいワーキングママの姿があります。

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新しいワーキングママの姿「子連れ出勤」

ワーキングママにとって今までなかった新しいワークスタイル、それが「子連れ出勤」です。その名の通り、子どもを連れて会社へ出勤し仕事をするというもの。子どもを連れて出勤できれば、預け先を探す必要も、急な呼び出しで帰らなければいけない心配もありません。とはいえ、「子どもがそばにいて本当に仕事なんてできるの?」「会社に迷惑はかからないの?」と疑問がふつふつ……。でも実は、会社の制度として「子連れ出勤」を取り入れている会社があるんです。そこで、出産後も働き続けたい女性や、待機児童問題で頭を抱えている女性に知っておいてほしい子連れ出勤OKの会社を紹介します。

1. ソウ・エクスペリエンス株式会社


出典:http://corporate.sowxp.co.jp/?page_id=12

ソウ・エクスペリエンス株式会社は体験カタログやチケットの企画・販売を手がける会社です。同社が子連れ出勤の制度を開始したのは2013年ごろ。当時、まだ社員数が少なかった同社で、重要な戦力だったひとりの女性社員が出産した際、「子どもを連れて来てもいいから働き続けてほしい」とお願いしたのが始まりとのこと。今ではれっきとした会社の制度となり、さらに「『子連れ出勤』100社プロジェクト」を立ち上げ他の企業にこの制度を広めていく活動も行っています。

ソウ・エクスペリエンスの制度は、会社でシッターを雇うのではなく、社員同士で子どもの面倒を見合ったり、オフィスの一角に子どもが安全に遊べるスペースを設けたりするなど、社員が一丸となってワーキングママの後押しをしています。自分の目が届く範囲で子どもが遊んでいると安心できそうです。それに、周りの社員にとっても子どもと遊ぶ時間がいい気分転換になるのではないでしょうか。

2. サイボウズ株式会社


出典:http://cybozushiki.cybozu.co.jp

サイボウズ株式会社は、社内ツールの開発・販売・運用を行う会社です。同社では、2014年8月から「子連れ出勤」の仮運用を開始しました。この制度は、小学生以上の子どもを対象としています。通年で子どもを預かってくれる保育園とは違い、小学校に上がると夏休みや冬休みといった長期休暇があったり、下校後、学童保育に行きたがらなかったりと、いわゆる「小1の壁」が原因で仕事を続けられない女性も多いはず。

サイボウズでも、そんな「小1の壁」に悩む女性社員の声がきっかけとなり、子連れ出勤制度が生まれたそうです。ラウンジスペースの一角を親子で過ごせるスペースとして解放。子どもたちは思い思いにひとり遊びをしたり、学校の宿題に取り組んだり……。ママも隣で一緒に仕事をしてもいいかもしれません。

3. 有限会社モーハウス


出典:http://mo-house.net/”

有限会社モーハウスは、授乳服の制作・販売を行う会社で、社員のほとんどが子育て中のママだとか。在宅勤務や子連れ出勤など、多様な制度で女性が働きやすい環境を提供しています。抱っこをしながらデスクワーク、子どもが泣けば授乳する……など、さながら自宅にいるときのように仕事をすることができます。ママ向けの製品を開発しているからこそ、ワーキングママを大切にする制度が整っているのではないでしょうか。

4. 株式会社ママスクエア


出典:a href=”http://mamasquare.co.jp/

キッズスペースを併設したコワーキングスペース「ママスクエア」の運営を行っている、株式会社ママスクエア。同社の子連れ出勤制度では、オフィスではなく「ママスクエア」に出勤し、その場で仕事を行うことになっています。仕事は提携先からの仕事で、コールセンターのような電話対応がメイン。シフト制なので時間に融通が利くし、職場とキッズスペースが同じ場所にあるので安心。いきなりフルタイムで復業するのは難しいけれど、なにか仕事を始めたいと思っているママにおすすめです。

「子連れ出勤」が広まれば働く女性の未来は明るいかも

女性の活躍が叫ばれている時代だからこそ、こういった制度を活用して、育児と仕事を両立できる女性が増えるといいなと思います。近い将来、子連れ出勤が当たり前になった時代が訪れるかもしれません。