植物の力を借りて。江戸美人に学ぶ、自然派美容術

数えきれないほどの美容法が存在しているけれど、それだけにどの方法が一番いいのかわからない……! とりあえず「最新の美容法」ばかり試してしまいます。 でも、数多くの美容法が次から次へと登場する時代だからこそ、あえて「昔ながらの美容法」を試してみるのはどうでしょうか。そこで、江戸時代の女性たちがどのような美容アイテムを使ってその美しさを保っていたのかを紹介します。

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江戸時代の万能水「ヘチマ水」

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江戸時代に「美人水」として親しまれていたヘチマ水。

炎症を抑える効果があり、内服すれば咳止めにもなるすぐれものです。

このヘチマ水は、自宅で簡単に作ることができます。

1. ヘチマのツルを根元から50cm程度のところで切り、残った茎を熱湯消毒した瓶に差し込み、口を布などで包む
2. しばらくすると、瓶に水が溜まってくるのでペーパータオルを使って濾す
3. 濾したヘチマ水100mlに対しグリセリンを10ml入れ、沸騰しない程度まで加熱して混ぜる
4. 薬用アルコールを10~20mlほど入れて混ぜ、容器に移せば完成

できたヘチマ水は、冷蔵庫などで保管してください。防腐剤が入っていないので、できるだけ早く使い切るようにしましょう。

バラから作る化粧水「花の露」

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「花の露」というのは、江戸時代の女性たちが使用していた化粧水のこと。

「蘭引(らんびき)」という蒸留器具でバラの蒸留水を作り、そこに丁子や白檀などの香薬を混ぜて手作りしていました。

艷やかでキメの細かい色白肌になれると人気だったようです。

ただ、現代だとなかなかバラの蒸留水を作るのは至難の業。そこでおすすめなのが、バラのエッセンスが配合された化粧水を使ってみましょう。

化学成分の入っていないナチュラルなものを選ぶのがポイントです。

艶やかな黒髪をキープする「椿油」

黒髪を艶やかにしてくれる椿油も、江戸時代に愛されていた美容法のひとつです。

椿油には「オレイン酸」という潤い成分が含まれていて、それが髪を艶やかで健康的なものにしてくれるのだそう。

椿油は現代でも頭髪油として販売されています。ヘアオイルはもちろん、オイルパックやスタイリング剤にもなるので、使い勝手がいい優秀アイテムです。

江戸美人の美容法を試してみよう

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今回紹介したのは、自然の植物から作られるものばかりなので、美容効果だけでなく安全性もたしかです。

江戸の女性たちの美容法を見習って、和風美人を目指してみてくださいね。