カルチャーショックを乗り越えよう!留学先で驚く異文化体験とは?

海外で生活をすると、ほとんどの留学生が「カルチャーショック」といわれる体験をします。カルチャーショックを受けるのは当然のことで、悪いことではありません。言語を学ぶだけでなく、日本と異なる生活様式の中で常識を覆されるような体験ができるのも、留学ならではの魅力の一つ。楽しく充実した留学生活を送るには、カルチャーショックとは何かを知り、うまく付き合うことが大切です。今回は、カルチャーショックについて具体例と対処法をご紹介します。

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留学先でカルチャーショックを受けるとどうなる?

期待に胸を膨らませて降り立った海外では、「え?そんなの日本ではありえない!」という出来事に遭遇して驚くことがあります。これがカルチャーショックです。

◆カルチャーショックとは?

生まれ育った母国の文化とは異なる文化(カルチャー)に遭遇したときに受ける衝撃(ショック)をカルチャーショックと呼びます。新鮮で感動するポジティブなものから、笑って済ませられる程度のもの、これまで培ってきた常識を覆されたような気持ちになって落ち込むものまで、カルチャーショックにはさまざまなものがあります。 どんなカルチャーショックにもいえるのは、「一時的なもの」ということです。異文化に適応していく過程で経験するものなので、心理的に落ち込むようなことがあっても、「郷に入っては郷に従え」と思って生活しましょう。

◆カルチャーショックによる症状の例

カルチャーショックには、一瞬だけ起こるものと比較的長期にわたるものがあります。たとえば、よく知られている「ホームシック」も、カルチャーショックの症状として起こるものです。長期にわたるカルチャーショックでは、孤独やストレスを感じたり、不安な気持ちになったりして日常生活に支障が出ることもあります。また、ストレスのために食欲不振や不眠になってしまう人もいます。

◆カルチャーショックを受けてから適応するまでのプロセス

カルチャーショックを受けると、四段階のプロセスを踏んで適応していくといわれています。なお、四つの段階に関する名称は学者によって表現が異なります。

①蜜月段階(ハネムーン・ステージ)
最初の数週間は、見るもの聞くものすべてが目新しく、楽しく思えます。これまで知らなった物事との出会いに感動して、新しい環境が母国よりも良く思える時期です。

②拒否段階
新しい環境のあらが見えてきて、不満に思い始める時期です。留学生活にも慣れたころに、思い描いていた理想と現実が異なることによって、新しい環境や異文化に対して拒否反応を起こす段階です。
たとえば、英語を使ってうまく自己表現ができず、「学校に行くのが嫌だ」「人と話すのが嫌だ」と自信を失う人や、どう行動していいのかわからず混乱し、不安を感じて引きこもりがちになる人がいます。

③適応移行段階
拒否段階から、自分を見つめ直して新しい環境に慣れていこうとする、前向きな気持ちに変化していく段階です。言葉や習慣にも慣れ、「おかしい」「嫌だ」と感じていたことも、受け入れられる気持ちになってきます。拒否段階と適応移行段階を何度も行き来して、最終段階(適応段階)に辿り着くこともあります。

④適応段階
この段階では他国の文化を受け入れて、柔軟に対応できるようになっていきます。文化や考え方の違いを認めて受け止めるだけでなく、共通点を見つけることもできて新しい環境の中でも生き生きと生活できるようになります。 また、日本に帰国した後に「逆カルチャーショック」を受けることもあります。これまで違和感がなかった日本の文化や習慣が、留学先の環境とあまりにも違うため、そのギャップに対して受けるカルチャーショックです。

これは驚いた!カルチャーショックの具体例


では、留学生がカルチャーショックを受けやすい、海外の事例を具体的に見ていきましょう。

◆アメリカ留学で受けるカルチャーショック

食べ物や服のサイズが大きいことはよく知られていますが、実際に現地に行ってみると思っていた以上に大きく、驚くことがあります。ちょっとスナック感覚でオーダーしたものが食べきれないくらいの大きさで困ることや、「試着したい」と言い出せなくてサイズだけを見て服を買ったら、ブカブカだったということなどが挙げられます。
そのほかによく知られている習慣としては、チップがあります。いくらか置いていくべきなのは知っていても、実際にいくら置いたらいいのか、どのように置いたらいいのかなど、慣れないうちは面倒に感じて「外食したくない」と思うことがあるかもしれません。

また、親しい間柄では頬に「チュッ」と音を立ててキスをしたり、ハグをしたりする習慣がありますが、どのくらい強くハグするべきなのか、頬にキスをするときはどうすればいいかなど、慣れるまでは少しぎこちなく、居心地の悪い思いをする人もいます。
カナダにもアメリカと同じような習慣がありますので、似たような状況でカルチャーショックを感じます。ちなみに、ケベック州などでフランス系の人に会うと、別れ際に右、左、右と、頬に三回キスをします。

◆イギリス留学で受けるカルチャーショック

伝統的な雰囲気で、日本と同じ島国のイギリスでも、日本の常識が通じない出来事があります。
たとえば、しとしと雨が降る日でも、ほとんどの人が傘を差さずに歩きます。小雨でもフードを被って済ませる人がいれば、かなりの雨が降っているのに傘を差さない人もいます。

また、これはほかの外国諸国についても言えますが、果物などの食べ物を食べながら歩いている人が多いことにも驚くでしょう。リンゴは皮がついたまま丸かじりです。
スーパーやコンビニでの接客の違いにも驚かされることがあります。無表情で何も言わない店員がいるかと思えば、フレンドリーすぎて長い列が出来ていても「その服かわいいね」などと話しかけてくる店員もいます。何かを聞いても「知らない」「出来ない」と言って、素っ気ない対応をされることもあります。「こっちは客なのに、謝罪もない」と思うかもしれませんが、海外では「お客さまと従業員は対等の立場」という考えが多いのです。
加えて、大学に留学する人は大学内にバーやクラブが併設されていることにカルチャーショックを感じるかもしれません。勉強の合間の息抜きに学生たちはバーやクラブを利用します。

日本は時間にとても細かい国です。アメリカやイギリスに限らず、海外では「知らせた時間を目安にして来れば良い」もしくは「同じ日のうちに来たら良い」くらいに考えられている場合があります。例えば、インターネットの回線業者や家電の配送業者が時間通りに来ない、ということもあるのです。
時間に細かい人はストレスを感じるかもしれませんが、気長に待ちましょう。

カルチャーショックを受けたときの対処法


カルチャーショックを受けるのは、悪いことではありません。しかし、カルチャーショックを受けた後の対応を間違えると、留学生活がつらいものになってしまいます。 まず、カルチャーショックは多くの人が経験することと考えましょう。「ショックを受けるのは自然なことで、自分だけではない」と考えると少し気が楽になります。
それでもカルチャーショックによるストレスを感じたら、散歩やジョギングをするなど、気分転換をするために体を動かしてみるのがおすすめです。合わせて食事や睡眠にも気をつけて、健康的な生活を心がけましょう。

一人で悩まず、ほかの日本人学生に話したり、学校のカウンセラーに相談したりするのも有効です。自分がなぜストレスを感じているのか、言葉にしてみましょう。相談しているうちにストレスへの対処法が自分なりにわかってくるかもしれませんし、気持ちを聞いてもらうだけでも気分がすっきりします。
相談する相手がいない、または「相談するほどでもない」と感じている場合は、メモ書き程度で良いので日記やスケジュール帳などに気持ちを書き込んでみましょう。自分の気持ちを書き出して客観的に見てみると、落ち着くことがあります。後からメモを読み返して、「こんなことで悩んでいたのか」と思えるときが来るでしょう。

カルチャーショックは自分を成長させてくれる留学の醍醐味

カルチャーショックを受けるのは、留学先の文化を肌で感じているということです。テレビなどでも海外特集をしているので、日本以外の文化について知っていたつもりでも、実際に現地を訪れると、テレビの映像からでは分からないことがたくさんあります。
言葉はその国の文化を反映するものです。異文化に対する理解が深まれば、その国で話されている言葉もより深く理解することができるでしょう。
カルチャーショックはネガティブなものではなく、自分を成長させてくれます。無事に乗り越えることができれば、語学力だけでなく国際的な価値観も身に付けられるでしょう。

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