仕事のこと、プライベートのこと、KPTの手法を使って今年一年を振り返ってみよう

早いもので今年ももう終わりが近づいてきています。来年はどんな年にしようか、新しい年の目標を立てている方もいらっしゃるかもしれません。しかし新しい目標を立てる前に、まずは今年を振り返ってみてはどうでしょうか? 振り返りは一年を締めくくる大切な作業で、新年の目標を立てるのにとても役立ちます。今回は、KPTの手法を使った振り返り方法をご紹介します。

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振り返りの目的は?

振り返りと言っても、ただ今年一年を思い返すだけでは十分ではありません。振り返りの目的は、改善すべきポイントを見つけて今後に活かすことです。そこで利用したいのが、「KPT」。KPTとはプロジェクトの進行チェックや終了後の反省などに用いられるフレームワークです。うまくいっていることや問題点を明らかにしてプロジェクトを円滑に進めていくために用いられています。

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Keep このまま継続するべきこと
Problem 改善すべきこと
Try 新たに挑戦すべきこと

プロジェクトについて見直し、Keep→Probrem→Tryという流れで項目を洗い出し改善点を探っていきます。効果的な振り返りのために、この手法を一年の振り返りに応用してみましょう。

具体的にはどうすればいいの?

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KPTの手法を使って振り返りをするには、次の順序で進めていきましょう。

①大きめの紙、付箋、ペンを用意します。
②付箋に今年あった出来事やトラブル、達成したこと、達成できなかったことなど思いつくままに自由に書き紙に貼っていきます。忘れていることも多いので、手帳や日記などを見ながら書き出してみましょう。
③紙の真ん中に線を引き、上をKeep、下をProblemのエリアに分けます。②で作った付箋の項目をKeep(このまま継続するべきこと)とProblem(改善すべきこと)に分けていきます。
④紙の右端にTRYのエリアを作ります。Keepにある項目に注目し、さらに改善するためにできることを挙げてTryのエリアに書き込んでいきます。
⑤Problemにある項目に注目し、問題を解決するためにすべきことを挙げてTryのエリアに書き込んでいきます。
⑥Tryエリアに書き込んだ行動を具体的な行動目標にしていきます。

振り返りの目的は、改善点を見つけて具体的な行動目標を立てることです。実行可能な行動目標を立てるところまでできれば完了です。

振り返りをさらに効果的にするには

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一人で静かに振り返るのもいいですが、さらに効果を出したい時におすすめなのが、誰かと一緒に作業をすること。2人でも複数人でも構いません。自分の一年について、どんな一年だったか、達成したことや失敗したことについて話します。自分の一年について、人に話すことで考えが頭の中でまとまり、さらに話していて始めて気づくこともあります。

そして改善点についても、周りの人からは自分では気付けなかった意見が飛び出すことも。なるべく自分と境遇が違う人や考え方が違うなと感じている人を選ぶと新鮮な意見が聞けますよ。

今年一年の経験を来年以降に活かすために

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一年の終わりに今年あったことを振り返ってみると、いろんな気づきが得られて自分の成長にもつながっていきます。年末の慌ただしい時期ではありますが、数時間時間を確保して振り返りの作業をしてみてはいかがでしょうか?