おせちを、詰めましょう、盛りましょう

トップの画像は去年の我が家のおせち。おせちは基本的に毎年毎年、ほぼ同じものを作ります。一応、かまぼこ以外はすべて母とわたしの手作りです笑。わたしにとって料理は癖なので、ここは外せないものですが、無論、全部手作りなんて到底無理とおっしゃる方のほうが大多数であることも承知しています。でも、お正月は一年の始まりの大事な行事。ちょこっと作った物や買ってきたものを小さなお重に盛るだけで気分も上がります。お重がなければ手持ちの皿やお盆を使って、お正月を意識して自分好みにデコレーションするだけでも十分。ここでは我が家の拙いおせちを例に、お話を少しだけ。

gourmet

■お重の、きほん

三段重の場合
一の重 祝い肴 口取り ざっくりいえばお酒のあてになるような軽めのもの
二の重 焼き物などのメインと酢の物など
三の重 お煮しめ
我が家の場合、酢のものも一の重に入れてしまっています笑。万が一味が混ざっても苦にならないもの同士を一緒に入れるルールにしています。二段重の場合なら、祝い肴と口取りで一段、お煮しめと焼き物を二段という感じ。

p1013420aa

■さて、どうやって詰めましょう

同じ料理を毎年詰める方法、我流のポイントなど。

①仕切りを有効に使う。家にある物を上手に使う。
現在、我が家のお重にはしっかりとした仕切りがあるのでそれを使っていますが、当然無い場合が多いと思います。銀色のアルミケースやラップの類は安っぽく見えてしまいます。小さな陶器のおちょこや、市販のものなら落ち着いた色のものを選びます。仕切りがなかったころの詰め方はこんな感じ。

p1014095aa2014

料理の内容はほぼ同じですが、その年によってちょっとずつ気分で変えているのがわかります。

p1017715aa2013

入りきらなければ開き直って皿盛りや盆盛りに。

p1011468aa

②あしらいは多めに準備。
プラスチックなどのものでもいいのですが、この時期お花屋さんに行けば、お正月らしい植物がたくさん。松、千両、葉蘭などしっかり洗って準備します。まれに生の植物には毒性がある物などもありますので、ご使用の際はご注意を。

③彩りを見ながら配置しましょう。
特に一の重は種類が多いので、同じ系統の色が重ならないように注意します。また、同じ目線からばかり見ていると偏りに気付かないことも。詰めながら真上から眺めてみることも大事です。
お弁当とは違うので、きっちり隙間なく詰めなくちゃということではありません。

p1011529aa2015

品数が足りず隙間が空いてしまうような時は、①でお話したような器に盛って入れたり、②でお話したあしらいを入れ、空間もデザインしてあげましょう。

■おせち料理、要は見せ方次第

今年は“100円おせち”のように、安価で少しずつ買いそろえられるおせちも登場しています。お正月らしさの演出、年の初めのお祝いとして、ほんの少しだけでも生活を彩ることは大切です。買ってきたものも見せ方次第で、何倍もグレードアップ。今年は楽しみながら盛り付けしてみてはいかがでしょうか。

むかしむかし、一年の無病息災家内安全を願い、三が日食べられるようにと保存のきくものを作り重に詰めたもの。でも今は、コンビニは一年中開いてるし、いつでもおいしいものが手に入り、保存食という意味合いは随分薄れましたが、季節の行事を楽しむ意味でもぜひ、おせちの準備をしてほしいな、と想います。