テイストもアルコール度数もホップも選べる、自分だけのクラフトビールで乾杯

二人の思い出に大好きなビールを造りたい。市販のビールでは物足りない。好みのビールで特別な夜を楽しみたい。そんな人には、手造りクラフトビールがおすすめ! 老舗の酒蔵が手掛けるブルワリーで、テイストはもちろん、アルコール度数やホップ、ラベルも選べる手作りクラフトビール造りができます。

gourmet

持ち込みのオリジナルラベルも可能なので、結婚式の引き出物としてもおすすめです。
フクロウマークのこのビール、どこかで見かけたことがある方も多いはず。

こちらの酒蔵は茨城県の木内酒造さん。日本酒はもとより、ワインやウィスキー作りにも意欲的に取り組んでいる酒蔵さんです。いまや世界にも認められ、50か国以上で飲まれているクラフトビールで、ネストビールの名称で親しまれています。店内には、海外の模倣ではない、日本の常陸野の地でこそ造りえる高品質のビールを目指しているからこそのクラフトビールが並びます。食とクラフトビールのペアリングを自由に愉しむライフスタイルを、酒蔵を通して提案し続けています。

こちらの酒蔵さんのお手伝いをいただきながら、自分好みのクラフトビールを造ることができます。場所は、茨城県那珂市。電車だと上野駅から常磐線と水郡線で約100分の場所に位置します。車だと常磐高速道の那珂インターから約10分。日本酒蔵の雰囲気を残したすてきな空間で造ることができます。

今回は、千葉県で飲食店を営んでいるAさんグループに密着させていただきました。お店の5周年記念のためのクラフトビール造り。2種類のビールを造ります。

まずは、テイスティングしながら打ち合わせです。

好みを聞きながら、スタッフのアドバイスをもとに何度も話し合い、アルコール度数、テイスト、モルト、ホップや副材料を決定していきます。



それをもとに書かれたレシピで作業は進められていきます。初めてでも、スタッフの丁寧なアドバイスがあるので心配ありません。

次に、レシピをもとにモルトを計量・破砕します。

破砕したモルトは大きな窯にお湯と共に入れて糖化をさせます。蒸気を当てて温度を上げたり、麦汁を混ぜたり循環させたりするのも、スタッフの指導のもと自分たちで行います。


麦汁を糖化をさせている間にホップを計ったり、副材料の準備をしたり、ちょっと休憩。その後、色や味見をしてから、濾過をします。ステンレスの濾過フィルターもありますが、モルトの皮や実自体が濾過フィルターの役割を果たすそうです。濾過をしながら、煮沸窯に移動させます。



最後に煮沸した麦汁に何回かに分けてホップや副材料を添加します。コリアンダー、オレンジピール、ナツメグの準備はありますが、その他の副材料を添加したい場合は持参になります。ただし、添加できないものもあるので、前もって相談しておくとよいでしょう。

最後に窯から出し、麦汁のテイスティングをしたら作業は終了です。麦汁があまりにおいしくて、出来上がりがますます楽しみになります。

その後も、麦汁の冷却や酵母の添加などの作業がありますが、これらはスタッフにお任せとなります。ラベルはお店のテンプレートから選ぶことができますが、オリジナルラベルをデータとして持ち込むことも可能です。1種類のビールにつき、1種類のラベルが無料でついてきます。

Aさんグループは、昨年もお店の4周年記念でクラフトビールを造り、お客様に好評だったということで、今年2度目の挑戦です。もともと、こちらのビールをお店で取り扱っていたご縁で、自分たちのお店の記念にクラフトビールを造ろうという流れになったそうです。お客様が瓶で持ち帰ることができるのも、思い出になるのでよかったとか。去年とラベルのデザインを変えるので、コレクションしていただければ……と、お話してくださいました。昨年はコーヒーや桜のパウダーで香り付けしたので、今年は、また違うもので作ってみたかったと、副材料をいろいろ工夫しての再挑戦でした。

ビール造りのお手伝いをしてくださるのは、プロ意識の高いビール造り職人のスタッフ。製品としてお店に出している商品に引けを取らないものを作り上げることを常に念頭に置いて作業に取り組んでいるそうです。そのため、真剣に副材料などの相談にも乗ってくださいます。すべては、おいしいビールを造るため。安心して出来上がりを待てそうです。
出来上がりは、最低でも4週間。アルコール度数によって変わってきますので、予定がある場合は、早めに作業の予約を入れましょう。出来上がったら、ボトリングされたものが郵送されますので、届くのが待ち遠しいですね。
注文は、330mlが45本(25,515円~)からになります。お値段は、種類と本数によって異なりますので、要相談。作業の日は、食にこだわる木内酒造自慢のサバサンドランチを申し込むのもよし、隣の蕎麦屋でおいしいお蕎麦を楽しむもよし。せっかくなので、日帰りではなく、温泉や海の幸とセットにして、茨城県へクラフトビール造りの旅へ出かけてみるのもおすすめです。

興味はあるけど、まずは手軽にテイスティングしてみたいと思った方には、マーチエキュート神田万世橋や東京駅にある木内酒造さんのバー、常陸ブルーイングラボがおすすめです。おいしいお料理と一緒に世界も認めるクラフトビールを楽しんでみてはいかがでしょうか。もちろん、オンラインショップでも購入できます。なお、神田万世橋店でも、クラフトビール造りは体験できますが、樽で6本~、瓶なら360本~となります。

<DATA>
木内酒造
茨城県那珂市鴻巣1257
TEL:029-298-0105
※現在、ホワイトデイ限定ラベルのクラフトビールが販売されています。テイストは、コリアンダーやオレンジピールなどのスパイスを加えたさわやかなホワイトエールです。

木内酒造HP:http://hitachino.cc/visit/tezukuri.html
マーチエキュート万世橋店:http://hitachino.cc/brewing-lab/
常陸ブルーイングラボ:http://hitachino.cc/brewinglab-tokyostation/index.html