火加減いらずで失敗しらず!土鍋ごはんのある生活

ボタン一つ押すだけで手軽にごはんが炊ける炊飯器。確かに便利なこと、この上ないのですが実は今、炊飯器を使わずに土鍋でごはんを炊く女性が増えているんです。「でも土鍋なんて難しそう……」いえいえ、そんなことはありません! 今回は土鍋ごはんの美味しさのひみつと、その炊き方をご紹介します。

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土鍋ごはんはなぜ、おいしい?

「はじめチョロチョロ、なかパッパ、赤子泣いてもフタ取るな」という言葉、一度は聞いたことありませんか? これは美味しいごはんを炊くための格言です。
はじめはチョロチョロ、つまり弱火でじっくりとお米の表面に熱を通し、その後はパッパ、つまり強火にして中まで火を通すと芯が残らずふっくらとしたごはんが炊けるということを表しています。

土鍋ごはんは火加減がいらない!

「ということは火加減が難しいのでは?」と思われるかもしれませんが、これが土鍋のスゴいところ! 火は最初につけて沸騰したら消してしまっていいので、火加減は必要ないんです!ですので、誰でもいきなりツヤツヤふっくらの土鍋ごはんが炊けてしまいます。

土鍋ごはんの炊き方

鍋によって加熱する時間などが異なる場合がありますが、今回は僕が愛用している長谷園の「かまどさん」の炊き方をご紹介したいと思います。

鎌倉時代から発展したと伝わる伊賀焼で職人さんにより作られた土鍋。見た目の可愛さも人気の理由です。大きさはいろいろありますが、僕は三合炊きの大きさを使っています。「大は小を兼ねる」で、三合炊きでも一合や二合を炊くことができるので、一人暮らしの方にもご家族を持たれている方にもオススメの大きさです。

それでは、炊き方を見て行きましょう。


[1]お米を洗い、吸水させる。温かい季節は30分、寒い季節は1時間ほどが目安です。かまどさんの場合はこの時に水の量を合わせます。お米一合当たり水1カップ(200cc)を入れて、お米に水を吸ってもらいます。


[2]鍋に水ごとお米を入れます。


ちなみにかまどさんはこのように内ブタがついているので、吹きこぼれの心配もありません!


[3]強火で約12分。沸騰したら1分待って火を止めます。後は20分そのまま蒸らすだけ。どうです?簡単でしょう!


パカッとフタを開けると、ふわっとしたお米の香りとともに、ツヤツヤしたごはんが姿を現します。ところどころ空いているポツポツとした穴がいわゆる”カニ穴”というやつで、美味しくごはんが炊けた証拠です。ちなみに、ごはんが少し色がついているのは、三分づき米のためです。


底から返すようにして、全体をさっくり混ぜます。土鍋は冷めにくいので、少しの間であれば保温もできますが、おひつに移してもいいですね。僕はいつも食べる分だけすぐにお茶碗に盛り、残りはタッパーに分けて冷蔵保存しています。

というわけで今回は、土鍋ごはんの炊き方をご紹介しました。その味を一度味わうと炊飯器に戻れなくなる人続出! あなたも土鍋ごはん生活、始めてみませんか?