Office Fashion Report vol.003-Yoko(28)エリート商社ガールの価値観を変えたものとは?

こんにちは。新里碧です。 Office Fashion Report 第三弾は、総合商社の営業職8年目のYokoさんです。今回はご紹介を受けての取材。もちろん、お会いするのは初めて。…緊張! 事前にいただいた情報(中国語と英語を駆使し、海外駐在も経験、などなど)からイメージするYokoさんは、バリバリのエリート商社ガール! なんとなく、ダークカラーのスーツを身にまとい、CELINEとかGUCCIとかのイカツいカバン持ってそう……ビシッ!

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今回の取材は恵比寿にある韓国料理屋さん「チャメ」でおこないました。最近スンドゥブ(チゲ豆腐鍋)にハマっているというYokoさんのオススメのお店です。

新里 「辛いものが好きってところも、なんだか仕事バリバリやってそうなイメージにつながるものがあるなぁ。」
待ちながらメニューを眺めるけれど、種類が豊富でなかなか選べない。……これはなんだろう?うーん。辛そう。

\イラッシャイマセーーーー/

Yoko

Yoko 「こんばんは!新里さんですよね?」

新里  「こんばんは!はじめまして、新里です。」

颯爽と現れたYokoさんは、イメージしていたバリバリのエリート商社ガールとは違う、ふんわりとした印象。

新里「Yokoさんオススメのメニューありますか?」

Yoko「実はまだ数回しか来たことないんだけど、この”チャメスペシャルスンドゥブ“が、色々な具が入ってて美味しかったです。ご飯もついてくるんだけど、そのご飯もまた美味しいんです!」

新里「じゃ、私それにしますー!」

Yoko「私もそれで~」

新里「いきなりで失礼しますが…いただいていたプロフィールから想像していたのと、ぜんぜん雰囲気が違いました!」

Yoko「そうですか?」

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新里「商社の営業職でバリバリ働いている女性! っていうと、こう、スーツとかタイトな服とかでカッチリしている姿を想像していました。これまで商社の営業の女性に会ったことがないから、あくまでも私の想像なんだけど。笑」

Yoko「あはは。そう想像するのも無理ないかもしれませんね。私の部署は30人くらいいるんですけど、私以外全員男性なんですよー」

新里「エッ!いまどき珍しい。」

Yoko「商社の営業職ってまだまだ女性が少ない職種なんです。だから、身近にいなくて、想像ができないのも当然かもしれません。それに、私、8ヶ月前くらいまで、黒とかグレーとかモノトーンの服しか着なかったんです。」

新里「えーっ、今の姿からは想像できない!」

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Yoko「彼氏とショッピングに出かけたとき、それまで着たことがなかった女性らしい花柄のスカートと白いブラウスを薦められたんです。店員さんも”似合いますよ~”とか言って。」

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新里「モノトーンばかりだった人が、いきなり花柄はかなりの冒険じゃない?」

Yoko「初めは正直、自分には似合わないと思ってたし、でも……騙されたと思って買ってみたんです。笑」

新里「彼氏の好みなら、しょうがないなぁ~。たまにはいいか。みたいな?」

Yoko「そうそう。それが、会社に着て行ってみたら、周りの反応がすごく良かったの!! 今までとぜんぜん違うの!!笑」

新里「そんなに!?」

Yoko「自分でもビックリしました。からかわれるかなって思っていたんですけど、みんな褒めてくれたんです。」

新里「へぇ~!! でも、いきなりガラッと服を変えるのって、自分が自分じゃなくなるみたいな不安は無かった?」

Yoko「見た目の変化だけじゃなくて、なんだか相手に対しても優しく接することが出来るようになった気がしたんです。わからないことも、素直に「わからない」と言えるようになったり。」

新里「すごい!! 服を変えただけなのに。」

Yoko「周りの同僚が男性ばかりだから、服装も会話もこれまでずっと男性に合わせていたんだなって、その時気がついたんです。下ネタにも、男性と同じようにノッたりしてました。笑」

新里「でも仕事の内容とか、ペースとか、忙しさはやっぱり男性と同じなんだよね?」

Yoko「そうなんですよー。でも、それも最近色々考えはじめてる。」

新里「色々?」

Yoko「ちょっと前に、海外出張に行って、行った先もとてもハードだったけど、日本に仕事を置いていったら、私、人の何倍も仕事を抱えていたことが発覚して。」

新里「ひえええ」(でも、デキる人ならでは、って感じ!)

Yoko「今までは、目の前にある仕事をがむしゃらにやってきたけど、これからはプライベートと仕事をキチンと両立していきたいと、それをきっかけに思ったんです。」
「私、仕事人間にはなりたくないんです。」

新里「服を変えたことがきっかけになって、働き方から将来のことまで、それまで見えてこなかったことが色々見えてきたんだね。すごい。」

新里「で、さっきからチラ見えしているその本はなに?」

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Yoko「これ、マギーさんの『I’m マギー』って本なんですけど、いろいろおしゃれしようと思い立って買った本なんです。」

新里「参考書だ!」

Yoko「マギーさんって、すごい美容オタクなので、本ですすめているものを片っ端からアマゾンで買って試してみました。買ったのは、これと、これと、これと、これと……」

ペラペラペラ

新里「すっごい、買ってる!!笑」

Yoko「気になったものは通勤中にアマゾンですぐ買っちゃうんです。なので私、アマゾネスって言われてるんです。笑」

新里(それ、戦闘民族や……!)

新里「そのポーチは?チェックでかわいいね!」

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Yoko「あ、これは、弟の元カノにもらったやつです。」

新里「!!」

Yoko「私、弟とすごく仲が良いんですけど、弟はこのポーチを見るたびにちょっと気まずい感じになってます。笑」

新里「それにしても、このポーチ、中身がぎっしり入ってるね。もしかして、これ、フルメイク分持ち歩いてるの?」

Yoko「えっ?みんなそうじゃないの」

新里「ええっ!毎日フルで持ち歩いてる人は少ないと思うよ~?」(※新里調べ)

Yoko「そっかー、確かに全部は持ち歩かなくても良いのかも。重いし。笑  よし!このポーチを軽くするという目標が出来ました!」

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Yoko「このお気に入りのコインパースは機内販売で買いました。」

新里「鮮やかな黄色がかわいい!いいな~!欲しい!でも、これお高いブランドの……」

Yoko「うふふ。私、出張が多いのでANAのクレジットカードを使っているんですけど、機内販売で使用すると、なんと免税からさらに10%オフになるんですよ!」

新里「それはすごいおトク!!!」

Yoko「つらーい出張のときも、”機内販売がある” って思うとがんばれるんです。笑 ちなみに、欲しいものは事前にサイトから予約しておいたりします。」

新里「予約も出来るんだ!ぜんぜん知らなかった!!」

Yoko「話は変わるんですけど・・・最近のマイブームはこれ!」

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新里「わー、なんかすごいの出てきた!!」

Yoko「シャボン玉です。」

新里(ドキドキ)

Yoko「この前代々木公園で買ったんですけど、シャボン玉って童心に返れるし、気分転換にもなるし。あと、腹式呼吸の練習にもなってる気がして。」

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新里「腹式呼吸の練習?!」

Yoko「じつは私、歌うことが大好きで、秋にライブに出演しようと思っているんです。」

新里「えっ!!ライブ?!・・・ここにも目標が!」

Yoko「そうそう!私、なにごとも、目標があるとがんばれるタイプなんですよ~!」

新里「おお~!いいねいいね!じゃあ、目標に向かって~」

\カンパーイ/

Yokoさんに取材をした中で「相手が自分に何を求めているかばかり考えているとつらくなるので、自分のことを考えるようになった。」という言葉が印象的でした。実際Yokoさんに会うまで“商社で働く女性“というと、バリバリ仕事をして、ともすると生活よりも仕事に生きる人をイメージしていました。この”イメージされる人物像“が、働く独身女性にとって結構クセモノなのです。たとえば、合コン!
「美大出身で広告代理店でアートディレクターをしています」と、ひとこと言えば「あ~、そんな感じに見える!ちょっと不思議ちゃんっていうか、、奇抜な友達とか多いんでしょ!」と、勝手に走り出す人物像!!内心「そんなことないし!!」と思っていても、相手の期待に沿うために、イメージに合ったそぶりをしてしまったり、無意識のうちにそのイメージに引き寄せられてしまうのです。そう…これは、もはや呪いです。笑  そして、その呪いのせいで幾度となく失敗をした合コン!合コン!!合コン!!!・・・ゼェゼェ。

Yokoさんは服を変えるということをきっかけに、その“仕事からイメージされる人物像”の呪いから、ふわりと軽やかに解き放たれたように見えました。見た目だけではなく、考え方まで解放されたYokoさんいわく、「大事なのは、マイペースでいること。」だそうです。 .*+**.

Yokoさんと話した帰り道、私まで、なんだか少しだけ体が軽くなったような気がしました。

<DATA>
『チャメ 恵比寿店』

■住所:東京都渋谷区恵比寿南2-1-1 萩原ビル 1F
■営業時間:11:00-24:00
■電話番号:03-5724-4566

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