五月病には”カツオ”が効く! 心を安定させる”セロトニン”をつくる料理レシピ

GWも最終日。レジャーや旅行など楽しい思い出と共に、休みが終わってしまうとちょっとセンチメンタルな気分に。一段と気候も良くなって気持ちの良い季節でもありますが、同時に多くなるのがいわゆる"五月病"と呼ばれるような心の不調です。今回はそんなメンタル面の機能を高めてくれるとっておきの料理レシピをご紹介します!

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環境の変化による心身の疲れ

医学的に「五月病」という病気が存在しているわけではありません。進学や就職、異動などで環境が変わりその変化についていくのに疲れてくるのが五月頃で、それによって心身の疲れが出ることが原因で気分が落ち込むなどの症状が現れるとされています。普段バランスを取っている自律神経の均衡が崩れて、体がもう頑張れないとSOSを出している状態です。気分転換を図るなどの対処も有効ですが、同時に栄養面からも身体を整えていきたいものです。

精神を安定させるセロトニンの材料をとろう

重要になってくるのがセロトニンと言われる神経伝達物質です。このセロトニンには精神を安定させる作用があり、不足すると気分が落ち込んだり不眠になるなどにつながるとされます。セロトニンの材料となるのがトリプトファンというアミノ酸で、これをセロトニンに作り変える際に必要となる栄養素がビタミンB6やマグネシウムというミネラルです。この三つを兼ね備えた食材がカツオです。今はちょうど初鰹の季節でもあるので、今回はこのカツオを使った丼メニューをご紹介したいと思います。

手こねずし

三重県の志摩地方で農林水産省指定の「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれている料理で、カツオをさっぱりとした寿司飯と薬味といただく、食欲をそそる一品です。

【材料】(2人分)
・カツオ   1さく
・醤油    50cc程度
・青じそ   6枚
・しょうが  1/2かけ
・ごはん   400g
・白いりごま 大さじ1
[すし酢]
・酢     大さじ2
・砂糖    大さじ1
・塩     小さじ1/2

【作り方】

[1]カツオを適当な厚さに切り、途中で表裏を返しながら醤油に5分ほど浸ける。


[2]青じそとしょうがを千切りにしておく。


[3]炊きたての熱いごはんをボウル(あれば飯台)に入れ、合わせたすし酢をかける。しゃもじで切るように混ぜ、うちわでおあいで粗熱を取る。

[4]寿司飯に2とごま、軽く醤油を切ったカツオを加えて混ぜ、盛り付ければ出来上がり。

マグロと青じそ、しょうが、寿司飯がよく合います。薬味たっぷりなので、ちょっと食欲がない時でもモリモリ食べられますよ!火を使わずに作れるので、休みの日の手軽なお昼ごはんとしても最適ですね。身体や心が疲れていると、どうしても食事もおろそかになりがちですが、こういう時こそしっかり栄養のあるものを食べて滋養をつけましょう。

本を出版しました!

4月24日にワニブックスより『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』を出版させていただきました。料理が上手じゃない方や、時間がない時でもサッと作れて身体に優しい料理レシピや幅広い栄養のわかりやすい情報が載っている本です。良かったら、ぜひ手にとってみてください。