ドライブ帰りに立ち寄りたい!どんぶり王座決定戦を制したサービスエリア

新緑の季節がやってきました。ドライブでちょっとお出かけしたくなりませんか。旅先での景色や体験も楽しいですが、車だからこそ行ける道の駅やサービスエリアも魅力のひとつです。

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NEXCO東日本が行っているどんぶり王座決定戦をご存知ですか? 東日本9ブロック、149店舗が参加して自慢のどんぶりを競い合います。実は3月に3回目の王者が決まったばかり。
そこでお勧めしたいのが三郷から仙台に伸びる常磐自動車道。入賞した5つのどんぶりのうち、グランプリと準グランプリのふたつのどんぶりに出会うことができるのです。
それが、守谷サービスエリア(上り)の「常陸乃国の玉手箱 もりと海のわっぱ丼」と友部サービスエリア(上り)の「“茨城を食べつくそう第3章”アロエ丼」です。

見事グランプリを獲得した「常陸乃国の玉手箱 もりと海のわっぱ丼」

茨城観光を楽しんで帰路につく方に食べてほしいと開発されたどんぶりで、食の宝庫茨城らしく海の幸も山の幸も盛りだくさんのどんぶりです。審査員の陳健一さんが「食の嗜好が違う中で、創意工夫したことに対して敬意を払いたい」というだけあり「常陸牛」「ローズポーク」「ひたち鶏」などのブランド肉のほかに平目、蛸、はまぐり、しらすをひとつひとつ下味を付けるという手間のかけよう。それぞれの産地などの説明書きがあるので、それを読みながら味わうことをお勧めします。

肉に魚に野菜にとバランスよく入っているどんぶりですが、特に蛸とはまぐりのふっくら、しっとりとしたのが印象的です。味に変化をつける3種のたれもお好みでどうぞ。出来上がりに10分ほど時間がかかるので、時間には余裕をもって訪れたいものです。
また、常磐道を東京に向かう最後のサービスエリアだけあって、お土産も充実しています。

日持ちする箱入りのお菓子だけでなく、バウムクーヘンやどら焼きなど、地元のお菓子屋さんを中心においしいものがそろいます。やさい村があり、新鮮な生鮮食品も手に入るのも嬉しいポイント。

買い食いグルメも地元色が強く、レンコンとドライ納豆が入ったタコ焼きならぬよがっぺ焼きや、地元が誇る常陸牛の串焼き、地元ミルク工房のソフトクリームなどなど、ここだけでおなかがいっぱいになりそうです。

 

準グランプリを獲得したのは、友部サービスエリア(上り線)のアロエ丼

安心してください。アロエがベロンと入っているわけではありません。入っているのは、常陸牛を低温調理で焼き上げたローストビーフと地元の干物3種。「最上で希少ないばら」を意味するフランス語Aloyau Rare Eglantine の頭文字をとりアロエ丼と名付けられました。
わさびクリームやハーブオイルなど、味を変えられる薬味がいくつかついているので、味の可能性は無限大。最後にトマトスープに入れてリゾット風に食べるなんてオプションもあります。しかも、器は同じ茨城の笠間焼で、アロエの葉っぱをイメージした特注品。なぜ、ここまでこだわるのか……実はこちらのお店、どんぶり王座決定戦で2連覇を果たしたチャンピオン。今回シードとしての参加となり、かなりのプレッシャーをこだわりに変えての参加でした。惜しくも3度目の制覇はなりませんでしたが、しっとりと柔らかい常陸牛のローストビーフに奥久慈卵の濃厚な黄身をからめて口に運べば、その実力は感じられるはずです。初代チャンピオン丼も二代目チャンピオン丼も味わえますが、おすすめはやはり経験と進化を重ねた三代目です。

こちらもお土産が充実。

茨城だけあって、納豆の種類も豊富です。同じ納豆でも、藁に包まれた納豆や切り干し大根の入ったそぼろ納豆ならば、お土産感が増します。

日持ちするお土産としておすすめなのは、友部サービスエリア下りの「チゅ~ず」。

上りにはないので注意です。日本で初めて水戸黄門がチーズを食べたということから、チーズ味のお菓子です。柚子の香りとチーズのこく、そしてもちもち食感。女子が好きなもの、そろってます。1個から購入可能なので、お試しあれ。

ちなみにどちらも高速道路でなくても、一般道路にも駐車場があり、そこからサービスエリアに入れるようになっています。守谷サービスエリアでは、川添いの土手まで上がれるので(川は見えませんが)、ペット連れの方などは気晴らしにおすすめです。
また、東北道では、ふたつの審査員特別賞が食べられます。岩手山サービスエリア(下り)では、ピリ辛な「焼走り熔岩流黒かつ丼」が、安達太良サービスエリア(上り)では、赤ワインと舞茸の漬け込み汁でやわらかくした「ローストビーフの提灯祭り丼」。上信越道の横川サービスエリア(上り)では、もうひとつの準グランプリ、「上州牛三度の肉飯」が食べられます。牛飯をそのまま食べた後は、群馬特産の大和芋をかけて、最後はお吸い物をかけてと三度おいしくいただけます。しかし、それだけでなく、牛肉はエネルギー源として、大和芋は滋養強壮や胃腸の働きを整える効果を期待して、観光や仕事で疲れて立ち寄るお客様に「この先も道中お気をつけて」という意味を込めて開発したというから、おなかだけでなく心まで満たしてくれそうです。
土地ごとに季節ごとにおいしいものが食べられるのが日本のよいところ。食も含めて旅を楽しまないともったいないですね。休憩もかねて、サービスエリアを満喫してみてください。