サラッと快適なのにニオってる⁉︎「アスレジャー」の正しい洗濯方法

「アスレジャー」という言葉、ご存知ですか? 運動競技(アスレチックス)と余暇(レジャー)を組み合わせた言葉で、スポーツウェアを普段着として着こなすスタイルのことです。今回は、アスレジャーウェアにも使われている「吸水速乾(きゅうすいそっかん)素材」に潜む臭いの元について、お話しします。

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平日は家とオフィスの往復のみでデスクワークを長時間、なんて運動不足になりがちですよね。その分、土日はヨガやマラソンで汗を流す、そんなサイクルをこころがけている方もいらっしゃるかと思います。お気にいりのウェアを見返すと、汗を素早く吸収する素材が多いのでは?

この素材は、下着やスポーツウェアに使用され、最近では”アスレジャー”にも使われているようです。「アスレジャー」とは、運動競技(アスレチックス)と余暇(レジャー)を組み合わせた言葉で、スポーツウェアを普段着として着こなすスタイルのこと。お洒落なウェアも増え、運動した後そのまま次の予定をこなす人もいるとか。今回は、アスレジャーウェアにも使われている「吸水速乾(きゅうすいそっかん)素材」についてお伝えします。

 

吸水速乾素材って何?

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スポーツをして汗をかくと、ベタベタして不快ですよね。生地が汗を素早く吸ってすぐに乾いたら、肌はサラッとして快適です。ところでみなさん、快適ってどんな状態か考えたことがありますか? 実は快適には基準となる温度と湿度があります。温度31~33℃、湿度40~60%が快適な状態とされているのです。

でもこれは、天気予報に出てくる気温と湿度ではありません。「被服内気候」と言われる服と皮膚の間にある空気の温度と湿度です。水(汗)を素早く吸って素早く乾くことで快適状態を保つのが吸水速乾素材です。

 

汗はすぐ乾くのになぜ臭うの?

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この吸水速乾素材に「臭い」の危険が潜んでいます。汗がすぐ乾くなら臭わないのでは?と思いますよね。臭いの原因は汗そのものではありません。私たちの皮膚にある細菌なのです。細菌は生き物なので、温度、水分、栄養があるとよく育ちます。

運動をして体温が上がり汗をかいた状態は、汗に含まれる塩分や体から出る皮脂、角質などが栄養になり、細菌の成長にはもってこいの環境です。吸水速乾素材は、水分は速くなくなりますが栄養分は残りやすく、これが臭いのもとになります。

汗が乾いてサラサラと快適だと、汚れていないような気がして洗濯せずにまた着てしまう。これも臭う原因の一つです。衣類は着たら汚れるものです。快適であることと汚れていないことは別のこと。きちんとお洗濯しましょう。

 

臭い以外に気を付けたいこと

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吸水速乾素材にはポリエステルという繊維が使われていることが多いのですが、これは洗濯機で洗濯した時に、ほかの洗濯物の汚れが移りやすい繊維です。汚れのひどい物とは別に洗いましょう。それから、アイロンをかける時は中程度の温度で。高すぎると生地をいためます。

 

おわりに

運動したまま、街に出れる手軽さが人気の「アスレジャー」。程よい抜け感と過ごしやすさから、休日にもぴったりのファッションで、カジュアル志向の男女に受けています。ラクだからと気を抜かず、お手入れはしっかりして、清潔さを保ちたいものですね。