多めに入れるはNG! 知っておきたい柔軟剤のこと

家庭の洗濯で使っている衣料用柔軟剤は、衣類の肌触りを良くして柔らかいと感じさせるもの。洗濯などで毛羽立ちごわごわになってしまった布の表面に、柔軟剤の中の界面活性剤という成分が薄い油の膜を作るのです。そう、ハンドクリームで手肌がすべすべになるのと同じです。近頃いろいろな柔軟剤を目にするようになりましたが、いったい何が違うのでしょう。

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柔軟剤のベストなタイミングって?

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柔軟剤を使う時に気を付けてほしいのが、タイミング。洗濯洗剤を投入するタイミングと、ずらして使いましょう。一緒に投入すると、洗濯洗剤と柔軟剤のどちらも溶けにくくなり両方の効果を下げてしまいます。全自動洗濯機は、柔軟剤投入口に入れればベストのタイミングで投入してくれます。手洗いの時は、すすぎの後きれいな水の中に入れて下さい。ぐるぐるかき回した方が効果的です。30分つけ置きするより洗濯機で1分回した方が、柔軟剤をよく吸収して柔らかくなるというデータがあります。

 

過ぎたるは猶及ばざるが如し

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次に気をつけるポイントは、使用量を守ること。「多く使うほど柔らかくなる」というのは誤解で、必要以上に使っても柔らかさはほとんど変わりません。パッケージには効果的な使用量が書かれているのです。多く使いすぎると、水を吸いにくくなったり、香りつき柔軟剤では、強すぎる香りが他人に不快感を与えることもあります。ひどい場合には、頭痛や吐き気などの体調不良を起こすケースも報告されています。ちなみに洗濯洗剤も同じで、多く使えば汚れが良く落ちるというわけではありませんのでご注意を。

 

香りつき柔軟剤は、意外と歴史が浅かった!

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「自分からいい香りをさせたい時に使うものは?」あるアンケートによると、20~30代の女性の約30%が衣料用柔軟剤と答えたそうです。そして香りがすると、香りがしない時に比べて柔らかく感じることもわかっています。これまでの柔軟剤に香料を加えた香りつき柔軟剤が発売されたのは2008年。ユーザーは、女性に限らず、20~30代の男性に広がったことも新聞で話題になりました。

 

敏感肌におすすめしたい柔軟剤

敏感肌用の柔軟剤も発売されています。界面活性剤よりもさらに滑りがよくなるシリコーンという成分が使われていて、アトピー性皮膚炎や乾燥症などで通院されている方への安全性も確認されています。柔軟剤によって肌触りが良くなると、肌への刺激が少なくなるのです。

 

TPOにあわせて香りをアレンジして

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夏になり汗をかくことが増えると、気になる衣類の匂い。昨今では、香りをつけるのではなく、臭いを取り除くという発想の新しい柔軟剤も発売されています。「消臭タイプ」の柔軟剤が一つあると便利。自分のお気に入りの香水をつけたい場合は、香りが混ざらないように消臭タイプの柔軟剤を選ぶと良いでしょう。レストランなどの食事シーンや、コンサートホールなどの人混みでは衣服が香ることがNGとされる場合もあります。TPOにあわせて柔軟剤も使い分けて、品のある女性を目指しましょう!