安くて美味しい!魅惑のベトナムグルメ紀行~Part2 麺編~

Part1のごはん・パン編はいかがでしたでしょうか。Part2 では麺料理をご紹介します。ベトナム料理といえば、まず思い浮かぶのが「フォー」と「生春巻き」ではないでしょうか。でもベトナムには、フォー以外にもたくさんの種類の麺料理があるんです。今回の旅では、日本でも食べる機会がありそうなフォーではなく、別の3種の麺を食べてきました!

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ミークワン/Mì Quảng

ミークワンはベトナム中部の都市、ダナンの名物。米粉から作られた平打ちの麺に、お肉や野菜や魚介などをトッピングして、特製のたれをかけて作る麺料理です。ベトナム語で「Mì」は小麦粉で作ったヌードルの意味。ミークワンは米粉から作るものの、小麦粉で作った麺に食感が近いことから「Mì」が使われるようになったそうです。それに、ダナンのあるクアンナム省(Tỉnh Quảng Nam)の「Quảng」をあわせて名付けられた、ベトナム中部を代表する麺です。


トッピングのボリュームがすごいですよね。旅行中はどうしても野菜が不足しがちになるので、野菜がたくさんのっていて嬉しいです。


ミークワンは「汁なし和え麺」と言われているそうで、スープに麺が入っているわけではなく、前述のとおり、麺にたれをかけていただくもの。麺や具材をよけてみると、こんな感じでした。ラーメンのスープのようにたっぷりではないものの、割といっぱい入っていますね。
価格は35,000VND(約175円)でした。安い!

カオラウ/Cao Lầu

カオラウは、ダナンと同じくベトナム中部にある都市、ホイアンの名物料理です。ホイアンは、16世紀末から17世紀まで国際貿易港として繁栄した都市。朱印船貿易が栄えた時代にホイアンでは日本人街が形成され、その時代に日本人が伝えた「伊勢うどん」がカオラウのルーツと言われているんです!


豚肉、揚げたライスペーパー、もやし、香草などの具がのった米粉で作った麺に、醤油のようなたれと絡めていただきます。ベトナム人はミークアンと同じく、カオラウの麺のことを「Mì」と呼ぶそうで、確かに小麦粉の麺の食感。麺といい、スープといい、うどんを食べているような感覚でした。


具材をよけてみると…見た目もうどんのようですね! こちらは、30,000VDN(約150円)です。


そういえば、ホイアンで宿泊したホテルの朝食ビュッフェにも、カオラウがあったのでいただいてみました。朝から麺料理は少し重いかなと思ったけれど、美味しくてぺろりと食べてしまいました。

フーティウ/Hủ Tíu

最後に紹介するのが、フーティウ。フーティウは、カンボジアから伝わったベトナム南部で食べられている麺料理。この麺も米粉から作られています。半乾燥させてから細く切った乾麺で、コシがあるのが特徴です。


海老、豚肉、ひき肉、レバーなどたくさんの具が載っています。麺はスープにはニンニクもたっぷり入っていて美味しい。パワーが出そうな味です!温かい麺なのですが、冷製にしても美味しそう。


こちらは、ガイドブックに載っていたホーチミンの「Lien Hua」というお店でいただきました。このお店の創業者が、フーティウをカンボジアからベトナムに持ち込んだ方だそう。価格は100,000VND(約500円)とベトナムにしてはお高めでしたが、大満足の美味しさでした。