漬けて焼くだけとカンタンなのに美味しい!鮭の幽庵焼き〜秋の和ごはん〜

季節はだんだんと秋になりつつあります。秋といえば食欲の秋、旬を迎える美味しい食材が目白押し。その中でも注目したいのが鮭。生の鮭がたくさん出回るこの時期に食べたい「幽庵焼き」をご紹介します。

gourmet

鮭の幽庵焼き

幽庵焼きとは、江戸時代の茶人、北村祐庵(幽庵)が考案したとされる料理で、魚を醤油、みりん、酒の調味液に漬けて焼くという簡単で美味しい料理です。今回はかぼすの果汁も入れて香り良く仕上げてみます。

【材料/二人分】

・生鮭 二切れ
・大葉 二枚
調味料A
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・酒 大さじ1
・かぼす果汁 1/2コ分

【作り方】

[1]鮭の両面に塩を振って冷蔵庫で30分ほど置く。

キッチンペーパーで鮭の表面の水気を拭き取る。こうすることで、調味液が入りやすくなります。

こちらが、かぼす。すだちより一回り大きく、果汁も多いので、今回のような料理にむいています。

[2]このかぼすを半分に切って果汁を絞り、残りの調味料Aと合わせて漬ける液を作る。

[3]ジップロックなどの袋に調味液と鮭、切ったかぼすを入れて冷蔵庫で一時間ほど漬ける。

[4]鮭の汁気を切り、グリルで両面を焼く。お皿に大葉をしき、上に鮭を乗せたら出来上がり。

産卵のために脂が乗った鮭はこのようなあっさりした味付けにすると、鮭の身がもつうま味がより堪能できる気がします。ごはんにも良く合いますね。この鮭の脂には、EPAやDHAという血液をサラサラにしたり、脳の機能を良くする働きのある油が多く含まれています。

さらに鮭の身のピンク色は「アスタキサンチン」という抗酸化成分で、これは産卵のために激流の川を登るという重労働によって大量に発生する活性酸素から身を守るための成分。強力な抗酸化作用があるため、アンチエイジングで若々しさを保ってくれる嬉しい成分です。新鮮な生の鮭が手に入る時期は限られています。今の時期に美味しくて美容にも良い鮭を、ぜひ召し上がってくださいね。