冷え切った体が芯から温まる「風呂吹き大根」〜ほっとする和ごはん〜

寒さが一段と厳しさを増してきました。こう寒くなってくると、温かい料理が食べたくなりますよね。今回ご紹介するのは、江戸時代から受け継がれている「風呂吹き大根」です。じっくりコトコト煮込んだ真っ白な大根に甘辛い味噌だれをかけると、美味しいうえに写真映えもして、おもてなし料理にも最適ですよ。

gourmet

風呂吹き大根

【材料】(二人分)

・大根   1/3本(300g)
・昆布   5センチ
・お米   大さじ1
・柚子皮  お好みで
調味料A
・味噌   大さじ1.5
・砂糖   大さじ3
・酒    大さじ1
・みりん  大さじ1

【作り方】

[1]大根は3センチ幅に輪切りにし、皮を厚めにむく。

[2][1]の大根の片面に十文字に隠し包丁を入れる(大根の厚さの1/3ぐらいまで)。

[3]鍋にお米と大根、水を入れ火にかけて、10分ほど下茹でする。

[4]湯を捨てて、大根の表面を軽く指でこするように洗う。鍋に下茹でした大根と昆布を入れて水を加えて火にかけ、20分ほど煮る。竹串がスッと通ったらOK。

[5]鍋に[調味料A]を入れ、弱火で焦がさないようにヘラで混ぜながら煮詰める。ある程度水分が飛んでトロリとしてきたら火を止める。

[6]器に大根を盛り付け、上から味噌だれをかける。あれば柚子皮を散らして出来上がり。

ごはんのおかずにはもちろん、お酒の肴にも最高です。

ちなみに、「風呂吹き大根」という名前の由来は、江戸時代によく用いられた蒸し風呂で、肌をこすって垢を落とすときに息を吹きかけてこすることを「風呂吹き」と呼び、熱々の大根をフーフーしながら食べるさまがそれに似ていたことからついたそうです。
じっくり煮込んだ大根は中まで熱いので、なかなか冷めません。召し上がるときはフーフーしてやけどをせぬようご注意を。