“ナチュラル美人”の夏の定番「リネン」の特長とキレイを維持するお手入れ方法

涼しくて、雰囲気があって、夏のナチュラルなおしゃれに欠かせないリネン。みなさんもお持ちではないでしょうか? 今回はリネンの特徴と魅力、お手入れ方法をご紹介します。

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リネンとは?

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リネンは麻の一種です。世界中に60種類以上あるといわれる麻科の植物の中で、日本で衣料用に「麻」と表示できるのはリネン(亜麻:あま)とラミー(苧麻:ちょま)だけ。その他のものは「指定外繊維」と表示されます。リネン、ラミーとも植物の茎からとれる植物繊維です。綿花からとれる綿と同じですが、綿より強くてハリとコシがあります。

リネンシャツが「涼し気美人」をつくるわけ

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事実、リネンシャツは涼しいのです。これにはいくつか理由があります。まず、ハリとコシのある繊維から生まれるシャリシャリとした独特の風合いが、軽やかな着心地を作り出します。

次に、吸汗性の高さがあげられます。リネンの繊維は中心に穴が開いていて、ストローのように汗を吸ってくれるのですが、その吸った汗が乾くときに、皮膚の熱が奪われて涼しく感じます。水に濡れた手を空気にあてると涼しくなるのと同じですね。

また、通気性が良いため速乾性があり蒸れにくく、臭くなりにくいことも夏に心地よく着られる理由のひとつです。

リネンのお手入れ方法は?


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水を吸うことで繊維が太く、一層丈夫になるため、洗濯に強いリネンですが、縮みやすくシワになりやすいのが弱点。シワもまたリネンの魅力のひとつですが、“いかにも洗濯してできたシワ”というのは、少しみっともなく思えちゃいますよね……。

ほどよく麻の風合いを残しつつ、“ナチュラル美人”に装うためには、洗濯後はできるだけ早く洗濯機から取り出し、濡れた状態でシワを伸ばしながら干すのがポイントです。そして、スチームアイロンか霧吹きを使って水分を与え、引っ張りながらアイロンをかければOK。

タンブラー乾燥は避ける方が無難です。着ているときにひじの内側部分に付くシワは、汗でちょっと湿っているときに引っ張れば伸びますよ。

自分だけのリネンファッションを楽しもう


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着るほどに柔らかく、肌になじむようになっていくのもリネンの特長ですが、これはリネンにもともと糊のようなものが付いているからです(漂白や加工により変化している場合もあります)。洗濯を繰り返すことで、この糊が取れて生成りだったものが白に近づき、シャリシャリとした質感も落ち着いてきます。

ここからが、リネンを着る醍醐味ですよね! シャリシャリ感を楽しみたいときには、洗濯後に糊付けしたり、ドライクリーニングに出すとパリッとして着られますし、柔らかい風合いを楽しみたいときには、洗濯後にそのまま着ると、よりナチュラルな雰囲気に仕上がります。

おわりに

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夏にぴったりの特長を備え、風合いを変化させながらファッションの幅を広げてくれるリネン。上手にお手入れしながら、気に入った一着と長く付き合っていきたいですね。