正しい洗濯講座4:シワとニオイを防ぐ洗濯物の干し方

乾いた洗濯物がシワだらけで、アイロンをかけるのが大変だなぁ……と億劫になったり、顔に当てたタオルから生乾きのニオイがしてイヤな気持ちになったことはありませんか? 全7回でお届けしている「正しい洗濯講座」の4回目では、不快をなくす「干し方の3つのポイント」をレクチャーします。

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正しい洗濯講座、前回までのおさらいはこちらです。
正しい洗濯講座1:洗濯物に合った洗剤を使おう!
正しい洗濯講座2:衣類を長持ちさせる洗濯前のチェック&ケア
正しい洗濯講座3:洗濯機を賢く使うためのキホンあれこれ

ポイントその1:脱水後に“素早く”干すのが大事です


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衣類が水を吸うと、繊維が膨らんで変形しやすくなります。うどんがつゆを吸って伸びて柔らかくなるのと同じです。脱水後の洗濯物は、水を吸って変形している状態です。ここで、すぐに洗濯機から取り出して、ふり払い、たたいてシワを伸ばすことが大切。変形しやすいということは、シワも伸びやすくなっているのです。

間違っても、脱水後に洗濯機に入れっぱなしにしておくことだけは避けてくださいね。シワが戻りにくくなりますし、ニオイの原因にもなりますよ。

ポイントその2:乾きやすい環境で干しましょう


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洗濯物は、「温度が高く、湿度が低く、風がある」とよく乾きます。洗濯物を干すには、水分が蒸発しやすい環境が適しているということです。湿度が高い梅雨の時期に乾きにくく、空気が乾いて風の強い冬の日に案外乾きやすいのはこのためです。

部屋干しする際には、この3点を意識しましょう。
除湿器やエアコンのドライ設定で湿度を下げる、扇風機で風を送る、アイロンをかけて温度を上げる、ドライヤーの熱風で温度を上げて風を送る、などの工夫をするといいですよ。

ポイントその3:風があたる面積を広くする


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なるべく広い範囲に風があたるようにして干すこともポイントです。洗濯物を近づけすぎるのは、風の通りが悪くなるのでNGです。

タオルはキッチリ半分に折るよりも、少しずらして干すことをおすすめします。
ピンチハンガーに広げて干せば、なお良いですね。ズボンや靴下などの筒状のものも、ピンチハンガーを使って筒状に干すと早く乾きます。風があたる面積が広いということは、陽のあたる範囲も広いということ。
取り込んだ洗濯物からふわりとただよう日光の香り、気持ちが良いですよね。

平干し専用のグッズもあります

4平干し

衣類によっては、「陰干し」や「平干し」の表示が付いていることもあるので気をつけましょう。絹、毛、ナイロンなどは、紫外線に弱いので陰干しします。ニットは吊るして干すと伸びるため、平干しするのが望ましいです。平干し用のグッズもあるので、ひとつ持っていると良いですよ。

ほんのひと手間をかけるだけで……

ご紹介したことは、どれもそんなに難しいことではありません。シワシワの服にアイロンをかけたり、生乾きのタオル類を再び洗濯することに比べたら、そんなに手間のかからないことだと思いませんか?
 手間だけではなく、次に使うときの心地良さも違ってきますので、ご紹介した3つのポイントを意識して干してみてくださいね。