正しい洗濯講座6:来シーズンも気持ちよく着るための衣類の保管方法

みなさんは季節ごとに「衣替え」をされていますか? シーズンオフの衣類は丁寧にしまわないと、保管時にダメージを受けて、来シーズンに着られなくなってしまいます。全7回でお届けしている「正しい洗濯講座」の6回目は「正しい衣類の保管方法」についてご紹介します。次の衣替えから、実践してみてくださいね。

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正しい洗濯講座、前回までのおさらいはこちらです。
正しい洗濯講座1:洗濯物に合った洗剤を使おう!
正しい洗濯講座2:衣類を長持ちさせる洗濯前のチェック&ケア
正しい洗濯講座3:洗濯機を賢く使うためのキホンあれこれ
正しい洗濯講座4:シワとニオイを防ぐ洗濯物の干し方
正しい洗濯講座5:シワをピンと伸ばすアイロンがけのコツ

2度洗いしてからしまう


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夏物に付着しがちな汗や皮脂、そして食べこぼしなどの汚れは、時間が経ってから黄ばんでくることがありますが、黄ばみの原因は汚れだけではありません。洗剤や柔軟剤、のり剤なども黄ばみやカビなどの原因になるってこと、ご存知でしたか?

柔軟剤やのり剤は長くしまう前には使わないようにしましょう。洗剤の洗い残しもNGです。「今年はもう着ないな」と思ったら、2度洗いをして、汚れと洗剤カスをきちんと落とし、衣類に黄ばみやカビの原因を残さないようにしましょう。すすぎも普段よりしっかりと行ってくださいね。

毛や絹は「カツオブシ虫」に注意!

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冬物衣類の中で最も注意が必要なのが、毛や絹など「たんぱく質繊維」でできた衣類です。
衣類を食べる「カツオブシ虫」をご存知ですか? その名の由来は「かつお節」。かつお節のような硬いたんぱく質を好むことからこう呼ばれているのですが、まさに硬いたんぱく質そのものである毛や絹は「カツオブシ虫」の大好物。私たちがお肉やお魚を栄養源としているのと同じです。お気に入りの衣類を守るためにも、防虫対策をしっかりとしてくださいね。

防虫剤と脱酸素材を正しく使う


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防虫剤は気体になって衣類に虫が付くのを防いでくれます。この気体が充満した方が良いので、衣類の保管には密閉する袋などを使ってください。
防虫剤には臭いのあるもの、ないものなど、いくつかの種類があります。使用量や有効期間は商品によって違うので、パッケージに書かれている用法を守るようにしましょう。種類の違うものを一緒に使うと溶けて衣類を汚してしまうことがあるので注意が必要です。

6防虫剤

脱酸素剤は酸素を取り除いて虫の生存を不可能にするものです。防虫剤とあわせて使うと効果的ですが、防虫剤よりさらに密閉性に気を配ってくださいね。

ときどき風通しをし、除湿剤は定期的に交換する


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温度30℃、湿度75%が虫の害を最も受けやすいとされています。カビが発生しやすいのもほぼ同じです。普段からときどき風を通して、温度と湿度が上がり過ぎないように気を付けましょう。除湿剤は効果的ですが、定期的に交換してください。時間が経った除湿剤に水が溜まっているのを見たことはありませんか? そのままにしておくと、この水が蒸発して逆に加湿になることもあるので要注意です。

ゆったりスペースで保管する


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ニットなどの伸びやすいものや型崩れするものは、ハンガーに掛けるのではなく、畳んでしまいましょう。
ハンガーに掛けられるジャケットなどは、針金ハンガーではなく厚みのあるハンガーを使ってください
。畳んでしまう衣類は、小さすぎずゆったりとした大きさで。たんすや衣装ケース、クローゼットは詰めすぎず、スペースに余裕をもたせてくださいね。

良いものを、長く楽しむために

大人なら「良いものを長く」着たいものですよね。お気に入りの洋服を長く“現役”で活躍させるために、正しく丁寧に保管しましょう。自分を大切にするように、衣類も大切に扱ってあげてくださいね。