正しい洗濯講座7:衣類に残さない!シミや汚れの落とし方

脇や首周りに染みてしまった汗じみ、Tシャツを脱ぐときに付いてしまった口紅、道端でパンツにかかった泥……。お気に入りの服にシミや汚れが付いてしまうと、気持ちが萎えてしまいますよね。全7回でお届けしてきた「正しい洗濯講座」。最終回の今回は、「シミや汚れの落とし方」をレクチャーします。正しく対処すれば、元通りになる可能性がグンと高まりますよ。

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正しい洗濯講座、前回までのおさらいはこちらです。
正しい洗濯講座1:洗濯物に合った洗剤を使おう!
正しい洗濯講座2:衣類を長持ちさせる洗濯前のチェック&ケア
正しい洗濯講座3:洗濯機を賢く使うためのキホンあれこれ
正しい洗濯講座4:シワとニオイを防ぐ洗濯物の干し方
正しい洗濯講座5:シワをピンと伸ばすアイロンがけのコツ
正しい洗濯講座6:来シーズンも気持ちよく着るための衣類の保管方法

まずは汚れの種類を見極めよう


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日常生活の中で、衣類につく汚れは大きく3つに分けられます。
●ほこりや土などの「固形汚れ」
●汗・しょう油・果汁・コーヒー・お酒などの「水溶性汚れ」
●体から出る皮脂・ファンデーション・口紅・油などの「油性汚れ」

水溶性汚れか油性汚れかの判断は、汚れに水を落としてみると一目瞭然。しみ込めば水溶性、はじけば油性です。素材によって付きやすい汚れの種類が変わります。綿・麻・絹などの水を吸いやすいものは水溶性汚れが付きやすく、ポリエステルやナイロンなどの水を吸いにくいものは油性汚れが付きやすくなっています。付いた汚れの落とし方には、大きな違いはありません。

汚れたら、できるだけ早く対処しよう


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シミや汚れをすっきり落とすためには、時間が勝負! 時間が経つと、酸化したりほこりが付いたりして、なかなか落ちなくなってしまいます。気づいたら、すぐ応急処置をするようにしましょう。

対処法は汚れの種類によって違います。
「固形汚れ」はまずたたいて落とします。ブラシを使うものおすすめです。
「水溶性汚れ」は水を含ませたティッシュや布で押さえます。こうすることで、水に溶け出してくるからです。ひどく汗をかいたときには、汗が染みた部分を洗面所で濡らし、ハンカチで押さえておくとシミになりにくくなります。
「油性汚れ」は乾いたティッシュや布で油分を吸い取ります。はじくので、水を含ませる必要はありません。

シミ抜きの基本


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応急処置で汚れが落ちれば、他のものと一緒に洗濯機に入れて洗濯しましょう。応急処置では落ちなかった場合や、一度洗濯しても落ちなかった場合は、シミ抜きをする必要があります。

シミ抜きのポイントは「汚れをこすらない」こと。こすってしまうと衣類を傷めてしまいます。

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タオルを敷き、その上に衣類を乗せて、洗剤を付けたブラシで汚れをタオルに移すようにたたきます。タオルを動かしながら、汚れていない部分で何度か繰り返しましょう。その後、水をつけたブラシでたたいてすすぎます。それでも落ちなければ漂白剤を使います。

素材に合った洗剤や漂白剤を使おう


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洗剤や漂白剤は、素材に合ったものを使ってください。目立たない部分で、色落ちしないかを確認してから使うと安心です。蛍光増白剤入りの洗剤を使うと、シミ抜きした部分だけ変色することがあるので注意してください。身近なものだと、食器用液体洗剤もシミ抜きに有効ですよ。

洗剤や漂白剤を使ったシミ抜きは、使用法を間違えると衣類を傷めます。時間が経ったものや何の汚れかわからないものは、クリーニング屋さんに相談してくださいね。

正しい方法で素早く対処

できてしまったシミや汚れ。それをどうするかが衣類の寿命を左右します。なるべく早く、正しい方法で対処してあげてくださいね。